ルネサンス人をめざす。レオナルド・ダビンチがすごいのは、多くの分野に長けていたことだ。プログラム開発ばかりではなく、他の分野の知識も持とう。たとえばビジネスやデザイン。それらの知識はプログラム開発者としての価値を大いに高めてくれる。なぜなら、それらを知ることで、何が重要かの判断ができるようになるからだ。平均の10倍の生産性を上げる開発者は10倍の量のコードを書くわけではない。コーディング量は皆似たようなものだ。コードの価値が平均の10倍なのだ。何が重要かが分かり、そのことに取り組むからそうできる。
37signalsでは最近週4日制をはじめたのだが、それに対する反響に驚いている。それでは仕事がこなせないのではと心配する声が多い。20%労働時間が減っただけだ。平均の1.5倍あるいは2倍あるいは10倍の生産性を上げているなら、20%会社で席に座っている時間が減ってもどうということはない。生産性はむしろ上がっている。よりフォーカスするようになった。プログラム開発においては、使った時間と生み出す価値の相関は非常に低いのだ。37signalsの週4日制というのは、Googleの20%ルールに似たものを感じるな、労働の20%に対して会社が成果を求めるのではなく、生産性の向上などの個人の能力向上に与えられた時間、会社が個人に対して生産性/能力向上を要求している。
ただ、この与えられた20%をしっかり評価できなくては、ルールが曖昧になってしまうな、、その20%に対して、どんな価値があるのかを見いだす力が必要なのかも。。。
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