2月14日と言えば、バレンタインデーなのだが、その日、いつものようにネットのニュースを見ていたら、気になるタイトルが目に入った、"オランダ人記者「チョコを食べる自分を有罪に」" いったい、どうゆうことなのだろう?思わずクリックして、ニュースを確認した。チョコレート?コートジボアール?児童労働?これだけでは、まだよくわからない、、。"チョコレート 児童労働" で検索してみた。ものすごい沢山の情報が出てきた。驚いた事に、世界で消費されているカカオのほとんどが、15歳にも満たない子供たちに関わって生産されたものである事がわかった。この子供たちは、学校へ行く事もできず、また、人身売買によって親とも離れて、生涯、働かされていかなければならない運命にあるという、、。しかも、幼い彼らは、彼らの手によって作られたカカオがチョコレートになる事を知らないのだ。多くの原因として、カカオの価格競争のために、子供たちを安い賃金で働かせて生産コストを下げるようになったらしい、、。カカオの消費の大半が、先進諸国によるものである。そして、日本のカカオ消費量は、世界第6位。
今まで、まったく知らなかった真実、偶然見つけたネットのニュースではあるが、このオランダ人記者の思惑どおり、きっと、この問題に対する認知度は広がったのではないかと思う。こうやって、また自分も、このブログに綴る事で誰かが、問題意識を持ってくれれば本望である。先進国に住む一人でも多くの人に、この情報を発信し、問題に取り組むきっかけになればと願う次第であります。
また、児童労働については、カカオの生産にとどまっておらず、その他の発展途上国による生産物の多くが同様の問題を抱えている。下記の参考文献より。
特集記事「チョコレートと児童労働」
産業別の実態と取り組み <農業>
2007年2月27日火曜日
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